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概要:株式市場の割安株と割高株の格差は過去最高水準に近づいており、投資家に10年ぶりの好機をもたらしているとジュリアス・ベア・グループ傘下のヘッジファンド運営会社カイロス・インベストメント・マネジメントが指摘した。
株式市場の割安株と割高株の格差は過去最高水準に近づいており、投資家に10年ぶりの好機をもたらしているとジュリアス・ベア・グループ傘下のヘッジファンド運営会社カイロス・インベストメント・マネジメントが指摘した。
年初来の株価上昇で世界の株式時価総額が9兆ドル(約990兆円)増えたにもかかわらず、資金流出が続いていることで市場の一部では昨年12月の下げを埋められておらず、銘柄間でバリュエーションの差が拡大している。
利益の伸びが平均を上回る割安銘柄は、さらに5年間の力強いリターンを求める投資家にとっては宝の山だとカイロスのフェデリコ・リジオ氏は語る。同氏が運用する3億1000万ユーロ(約384億円)規模のカイロス・ペガサス・ファンドは、ポルシェ・オートモービル・ホールディングやフォルクスワーゲン(VW)などの銘柄を長期保有している。
ロンドン在勤のリジオ氏は電話取材で、「極めて高品質の株式を非常に魅力的な価格で買えるチャンスで、一部の銘柄についてはここ10年で最も魅力的なエントリーポイントの1つとなる可能性がある」と述べた。
カイロス・ペガサス・ファンドは欧州などのバリュー株を中心に、ロングショートやイベントドリブンなどの戦略を通じて株式に投資している。2月のファクトシートによると、1-2月のリターンはプラス10%程度と、ヘッジファンド・リサーチのHFRX株式ヘッジ指数の同期間のリターン(プラス4.7%)を上回った。
同ファンドのリターンは2014年の創設以来ではプラス155%に上るが、ここ1年で見るとマイナス6.9%と不調。リジオ氏はバリュー株の低迷が原因だと分析している。
リジオ氏は「長期にわたる良好な複利リターンを狙う人々にとって、こうしたバリュエーションのばらつきは極めて好ましい状況だと確信している」と語った。
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