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モラー特別検察官：トランプ氏が司法妨害で潔白との確信ない－報告書
概要：モラー特別検察官は、トランプ大統領が司法妨害の可能性で潔白であるかどうか確信できないと述べる一方、司法妨害が疑われる最低10件については米議会が行動を起こすことが可能だと示唆した。
モラー特別検察官は、トランプ大統領が司法妨害の可能性で潔白であるかどうか確信できないと述べる一方、司法妨害が疑われる最低10件については米議会が行動を起こすことが可能だと示唆した。
モラー氏によると、「政府との協力の妨害や、将来的に恩赦を与える可能性の示唆」などが司法妨害にあたる可能性がある。448ページにわたる報告書は、トランプ氏によるコミー前連邦捜査局（ＦＢＩ）長官の解任や、セッションズ前司法長官にロシア干渉疑惑調査の主導権を握らせようとする働き掛けなどに言及した。
モラー氏は、2016年米大統領選でトランプ陣営がロシアと共謀したかどうかという根本の問題について、「われわれが入手した証拠は、ロシアによる選挙干渉に関連する根本的な罪に大統領が関与したことを証明しなかった」と説明した。
民主党は、バー司法長官による編集が入っていないモラー報告書全文と、証拠全ての公表を求めている。
モラー氏は３月22日にロシア疑惑捜査に関する最終報告書をバー司法長官に提出。22カ月続いたロシア疑惑捜査は終結した。
司法省が公表したモラー報告書はこちら。
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