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概要:米商務省が26日発表した5月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比8.2%増と、統計を開始した1959年以来の大幅な伸びとなった。所得は減少した。現状では7月から数百万人が失業支援を受けられなくなるため所得が一段と減り、個人消費の勢いは続かないとみられる。市場予想は9.0%増だった。 個人消費は米経済の3分の2以上を占める。 4月は12.6%減と、過去最大の落ち込みを記録した。 5月の個人消費の増加は、新型コロ
[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した5月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比8.2%増と、統計を開始した1959年以来の大幅な伸びとなった。所得は減少した。現状では7月から数百万人が失業支援を受けられなくなるため所得が一段と減り、個人消費の勢いは続かないとみられる。市場予想は9.0%増だった。
個人消費は米経済の3分の2以上を占める。
4月は12.6%減と、過去最大の落ち込みを記録した。
5月の個人消費の増加は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために3月中旬以降事業を停止していた企業が再開したことを反映した。自動車や娯楽用品が好調だったほか、ヘルスケアと外食、宿泊も伸びた。
一方、個人所得は4.2%減と、13年1月以来の大幅なマイナスだった。4月は10.8%増と過去最大の伸びを記録。新型コロナの打撃を和らげるために政府が何百万人もの人を対象に1200ドルを支給したほか、失業保険手当を拡大したことが所得を押し上げた。
現金支給は政権が導入した約3兆ドルに上る過去最大の財政政策の一環。5月の所得減少は、政府による新型コロナ関連の支給が減ったことを反映した。
政府は7月31日に失業保険手当てを週間で600ドル追加する対策を停止する。
消費者は5月に貯金を切り崩した。貯蓄率は23.2%と、過去最高水準を付けた4月の32.2%から低下したものの、依然高水準にある。
物価圧力は引き続き弱かった。個人消費支出(PCE)価格指数は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が0.1%上昇だった。4月は0.4%下落していた。5月の前年同月比は4月に続き1.0%上昇だった。PCEコアの前年同月比は米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安としている。FRBは前年同月比2.0%を物価目標としている。
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