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概要:18日の米株式市場では、S&P500種株価指数が過去最高値を更新した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が金融市場の混乱をもたらして以来初めて、2月に記録した高値を上回った。相場が20%余り下げてから最高値に到達するまでの日数は今回が最少となる。
18日の米株式市場では、S&P500種株価指数が過去最高値を更新した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が金融市場の混乱をもたらして以来初めて、2月に記録した高値を上回った。相場が20%余り下げてから最高値に到達するまでの日数は今回が最少となる。
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S&P500種は3月23日に付けた安値から52%上昇。アマゾン・ドット・コムが買われ、年初来上昇率を80%近くに伸ばした。レナーやDRホートンといった住宅建設株も米住宅指標の好調を手掛かりに上昇した。
S&P500種は前日比0.2%高の3389.78。ナスダック総合指数は0.7%上昇。一方でダウ工業株30種平均は続落し、66.84ドル(0.2%)安の27778.07ドルで終えた。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.67%。
Eトレード・ファイナンシャルのトレーディング・投資商品担当マネジングディレクター、クリス・ラーキン氏は、主要株価指数の最高値更新は心理面では興味深いが、冷静にとらえるべきだと指摘。「この水準を戦略に含めていたトレーダーにとっては短期的に多少重要かもしれないが、たいていの場合、市場参加者はこうした比較的無作為な動きは重視せず、ファンダメンタルズにより注目すべきだ」と指摘した。
外国為替市場ではドルが全面安。米国が華為技術(ファーウェイ)に対する規制を強化したことや、米追加経済対策を巡る協議の行き詰まりが背景にある。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%低下し5営業日続落。2018年5月以来の安値となった。ドルは対円では0.6%安の1ドル=105円41銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1931ドル。18年5月以来の高値を回復した。
ニューヨーク原油先物相場は下げを埋める展開。主要産油国が今月に入り減産規模を縮小しているが、市場では19日の週間在庫統計を前に、米在庫縮小の見方が広がった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は、前日と変わらずの1バレル=42.89ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は、9セント高い45.46ドル。
ニューヨーク金相場は続伸し、1オンス=2000ドル台を回復した。ドル安を背景に買いが入ったほか、米中の緊張再燃で逃避需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比で0.7%高い1オンス=2013.10ドルで終了。
金現物は過去5営業日で4日目の上昇。ニューヨーク時間午後1時32分現在、前日比0.9%高い2003.82ドル。一時は1.5%高まで買われていた。
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