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概要:[東京 13日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は13日、衆議院・財務金融委員会で「金利を上げると景気が悪くなり、銀行の貸出量が減ると銀行の収益は必ずしも増大しない」と語った。コロナ禍から回復途上に
[東京 13日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は13日、衆議院・財務金融委員会で「金利を上げると景気が悪くなり、銀行の貸出量が減ると銀行の収益は必ずしも増大しない」と語った。コロナ禍から回復途上にある経済を支えるため、引き続き金融緩和を続けていくと改めて強調した。
斎藤アレックス委員(国民民主党・無所属クラブ)の質問に答えた。黒田総裁は、現行と異なる金融政策をとったからと言って「金融機関の収益が拡大するかと言えばそうではない」とも述べた。
4月28日公表の日銀の経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、生鮮食品・エネルギー除くベースの物価が2024年度のプラス1.5%に向けて緩やかに上昇する見通しが示された。黒田総裁は現時点で金融緩和の出口戦略を議論することは時期尚早と述べたものの「物価安定目標はもう少し時間はかかるが、達成できると考えている」と話した。
為替市場の動向について、黒田総裁は「最近見られたような短期間の過度な変動は、先行きの不確実性を高めて企業の事業計画の策定などを難しくするため、望ましくない」と指摘した。鈴木俊一財務相は「米国等の通貨当局と緊密な意思疎通図りつつ、政府として適切に対応していく」と述べた。
(和田崇彦)
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