简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:カナダ統計局が18日発表した4月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は6.8%と3月の6.7%から加速し、1991年1月につけた6.9%に迫る伸びとなった。アナリストは3月と同じ6.7%を予想していた。
カナダ統計局が5月18日発表した4月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は6.8%と3月の6.7%から加速し、1991年1月につけた6.9%に迫る伸びとなった。アナリストは3月と同じ6.7%を予想していた。2020年3月、トロントのスーパーで撮影(2022年 ロイター/Carlos Osorio)
[オタワ 18日 ロイター] - カナダ統計局が18日発表した4月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は6.8%と3月の6.7%から加速し、1991年1月につけた6.9%に迫る伸びとなった。アナリストは3月と同じ6.7%を予想していた。
カナダ銀行(中央銀行)の目標上限である3%を上回ったのは13カ月連続。食品と住居関連は1980年代前半以来の上昇率だった。食品とエネルギーを除くコアCPIの前年比上昇率も4.6%と高い。
BMOエコノミクスのチーフエコノミスト、ダグ・ポーター氏は「インフレがこれまでよりずっと広い範囲に及び、しっかり根付く恐れが明白だ。数週間のうちに原油価格の大幅下落がない限り、最悪の事態はこれからやってくる」と指摘。5月はガソリン価格がこれまでで最も高い水準を更新しており、統計局による中古車価格のCPI比重見直しも加わるため、全体のCPI前年比上昇率は7%を超えて約40年ぶりの高い伸びになってもおかしくないと警告した。
統計局は5月のCPIから構成項目の比重を変更し、サプライチェーン(供給網)混乱などによって高騰している中古車価格の動向をより正確に反映させようとする見通しだ。
このため中銀はこれまでの想定よりも迅速な金融引き締めを迫られつつある。デジャルダン・グループのチーフエコノミスト、ジミー・ジーン氏は「物価の連鎖的上昇が起きないよう万全を期さなければならない。その意味で、次の一手の市場への伝え方が重要になる」と述べた。
中銀は4月の会合で政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げて1%にしている。グラベル副総裁は先週、1%の政策金利はなお「あまりにも景気刺激的」で、もっと引き上げる必要があるとの見解を示した。
6月の次回会合では再び50bp利上げが実施され、政策金利は年末までに3%前後に達するというのが短期金融市場の見方だ。
ただカナダは家計の所得に対する債務比率が高く、不動産市場が過熱しているので、中銀の引き締めには慎重さも求められる。フランクリン・テンプルトン・カナダのポートフォリオマネジャー、ダーシー・ブリッグス氏は「微妙なかじ取りになる。有効な方法は大混乱を招かずインフレを抑えることだが、言うはやすく行うは難しだ」と語った。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。
米インフレ抑制法に盛り込まれた商用電気自動車(EV)購入に対する新たな税額控除制度が来年1月1日から始まる。大型商用EVなら1台当たり最大4万ドル、小型商用EVでも最大7500ドルの控除が適用され、宅配サービスをはじめとする輸送業界にクリーンビークル(バッテリー式EVとプラグインハイブリッド車=PHV、燃料電池車=FCVの総称)への切り替えを促す狙いだ。
[6日 ロイター] - 主要7カ国(G7)がロシア産石油の価格上限を導入したことを受け、ロシアは国際的な石油販売価格の下限を設定することを検討している。ブルームバーグ・ニュースが6日報じた。
[23日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)がクラブ売却などの検討を始めたことを受け、英富豪のジム・ラトクリフ氏が買収に名乗りを上げると、英紙テレグラフ・スポーツが23日伝えた。
[ロンドン 9日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスのアナリストは、ドル/円の見通しを上方修正した。「米利上げサイクルが当初の予想よりも持続する」との見方を反映した。