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概要:[マニラ 19日 ロイター] - フィリピン中央銀行は19日、政策金利の翌日物リバースレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.25%とした。インフレ圧力に対処するため2018年以来となる利上
[マニラ 19日 ロイター] - フィリピン中央銀行は19日、政策金利の翌日物リバースレポ金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ2.25%とした。インフレ圧力に対処するため2018年以来となる利上げに踏み切った。
12─16日に実施したロイター調査では、エコノミスト17人中11人が25bpの利上げを予想していた。
中銀は、国内の経済活動と労働市場が第1・四半期に力強く反発ししたことで「新型コロナウイルス流行に起因する介入を引き続き縮小する余地が生じた」とも表明。追加の引き締めを示唆した。
ジョクノ中銀総裁は、第2・四半期の経済成長率が、予想を上回った第1・四半期の前年比8.3%を上回る可能性もあると述べた。
翌日物預金金利と翌日物貸出金利も25bp引き上げ、それぞれ1.75%、2.75%とした。
総裁は「根強いインフレ圧力は、迅速な金融政策でインフレ期待を安定させる必要性を示している」と発言。今後の政策措置はデータ次第だと述べた。
中銀は22年の平均インフレ率予想を4.3%から4.6%に上方修正した。中銀の目標レンジは2─4%。23年の予想は3.9%。
総裁は、マニラ首都圏などでの予想を上回る最低賃金の調整など、インフレ進行につながり得る追加の要因にも言及した。
キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、アレックス・ホームズ氏は、引き締めサイクルが緩やかなものになり、比較的短期間で終了するかもしれないと指摘。インフレは年内に鈍化し、景気回復ペースが失速する可能性があるとの見方を示した。
同氏は「引き締めサイクルが長期化する可能性は低い。政策金利は、新型コロナ流行前の4.0%を下回る水準で落ち着くだろう」と述べた。
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