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概要:ベンチャーキャピタルによる米新興企業への出資は、今年1ー3月(第1四半期)に前年同期の半分以下に落ち込み、テクノロジー業界の減速がスタートアップ企業に打撃を与えている構図が鮮明になった。
2023年4月6日 23:50 JST
ベンチャーキャピタルによる米新興企業への出資は、今年1ー3月(第1四半期)に前年同期の半分以下に落ち込み、テクノロジー業界の減速がスタートアップ企業に打撃を与えている構図が鮮明になった。
調査会社ピッチブックと全米ベンチャーキャピタル協会 (NVCA)のデータによると、米国の新興企業が1ー3月期にベンチャーキャピタルから調達した資金は370億ドル(約4兆8700億円)と、13四半期連続で減少した。出資総額だけでなく、取引件数も減少しており、1ー3月期は3000件未満と、ここ5年余りで最少となった。
ピッチブックのベンチャーキャピタルアナリスト、カイル・スタンフォード氏は「市場全体が投資への慎重姿勢をかなり強めている」と述べ、「新興企業は以前の調達ラウンドと同程度の成長ペースでも、資金を調達するのは容易ではないだろう」と続けた。
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