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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:ドルが下落、FOMCのハト派寄り姿勢で-108円台後半
30日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。朝方から小幅高で推移していたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表がハト派寄りの内容だったことに反応し、下げに転じた。
ブルームバーグのドル指数は200日移動平均線を下回った。ドルは主要10通貨のうちスイス・フランを除く全てに対して値下がりした。
FOMCは29-30日に開いた定例会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を2.25-2.50%のレンジで据え置いた。将来の金利変更の判断においては「辛抱強くなる」と表明。バランスシートの縮小については柔軟に対応する考えを示唆した。
ニューヨーク時間午後3時7分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%低下。ドルはユーロに対して0.5%安の1ユーロ=1.1485ドル。対円では0.4%下げて1ドル=108円94銭。
◎米国株・国債・商品:株が大幅高、ハト派のFOMC決定で買い
30日の米株式相場は大幅高。米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策声明でハト派色を鮮明にしたことが材料となった。米国債は短期物が大幅上昇した。
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S&P500種株価指数は8週間ぶり高値を回復し、ダウ工業株30種平均は400ドル余り上昇。FOMCが将来の金利変更の判断においては「辛抱強くなる」と表明し、バランスシートの縮小について柔軟に対応する考えを示唆したことで、株は一段高となった。この日は朝方から、前日のアップル決算を好感してハイテク株が買われたほか、ボーイングが工業株の上げをけん引していた。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種が前日比1.6%高の2681.05。ダウ平均は434.90ドル(1.8%)上げて25014.86ドル。ナスダック総合指数は2.2%上昇。米国債市場では、10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.68%。
ニューヨーク原油先物は続伸。サウジの対米原油輸出が先週半減したことに反応した。これは主要産油国が減産計画を実行に移していることを示す兆候となる。米原油在庫がアナリストの予想ほど増加しなかったことを示すエネルギー情報局(EIA)統計も材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は92セント(1.7%)高の1バレル=54.23ドルと、11月21日以来の高値で終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は33セント高の61.65ドルで終えた。
ニューヨーク金先物相場は横ばい。米金融政策の今後に関する手掛かりや、米中貿易協議の結果が出るのを待つ展開だった。米政府機関の一部閉鎖の影響で一部経済指標の発表が遅れていることや、英国の欧州連合(EU)離脱合意を巡る協議も、市場の不透明性を強めている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.1%未満上昇し、1オンス=1315.50ドルで終了。
原題:Crude Vaults to Yearly High as Saudi Shipments to U.S. Dwindle
Gold Little Changed as Traders Await Fed, U.S.-China Meeting
◎欧州債:イタリア債が上げ主導、ドイツ債と英国債も上昇
30日の欧州債市場では、イタリア債が5年債と10年債の入札後に上昇。ドイツ債も小幅に上昇した。引け後には米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表が控えている。
イタリア債は10年債を中心に上昇。10年債利回りは半年ぶりの水準に低下し、ドイツ債とのスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して240bpと、昨年9月以来の小ささとなった
ドイツ債は上昇し、イールドカーブはフラット化した。1月の国内基準消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比1.4%と、市場予想中央値の1.8%を下回った
英国債のイールドカーブはブルフラット化し、10年債利回りは1bp低下。欧州委員会のユンケル委員長が離脱協定の再交渉はないと言明し、英国のEU離脱見通しは依然不透明な状況が続いている
ドイツ10年債利回りは1bp低下の0.19%、フランス10年債利回りも1bp下がり0.60%、イタリア10年債利回りは4bp低下の2.59%
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