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概要:5月の米個人消費支出は過去最大の伸びとなった。経済活動の再開が進む中、政府の支援金もあり、店舗やレストランなどでの支出が増えた。ただ新型コロナウイルス感染がパンデミック(世界的大流行)となる前の水準はなお下回っている。
5月の米個人消費支出は過去最大の伸びとなった。経済活動の再開が進む中、政府の支援金もあり、店舗やレストランなどでの支出が増えた。ただ新型コロナウイルス感染がパンデミック(世界的大流行)となる前の水準はなお下回っている。
インサイト
今回の統計は、消費が順調に回復し始めたことを示唆している。ただ月間の支出額は依然として数カ月前をはるかに大きく下回っており、完全な回復までには時間がかかることを示唆
特に失業保険の追加給付措置が7月末で期限切れとなれば、順調な回復は厳しくなると見込まれる
高止まりする失業者数のほか、南部や西部で新型コロナウイルスの新規感染や入院者が急増している状況も今後の支出の重しとなる可能性が高い
エコノミストの見方
ドイツ銀行のシニア米国エコノミスト、ブレット・ライアン氏:
政府の支援金が所得を大きく押し上げた
失業保険の追加給付が期限切れとなれば、「年後半の個人消費に影響する」
詳細
賃金・給与は前月比2.7%増と、1993年以来最大の伸び
経済活動再開に伴い、緩やかに再雇用が進んだことが背景
前月は7.6%減と過去最大の落ち込みだった
支出が特に多かったのは自動車、医療、レストラン、衣料品、燃料、テレビ、コンピューター
米国勢調査局によれば、政府支援金については多くが食品や住宅、光熱費などに利用するとし、貯蓄に回すとの回答は約14%だった
貯蓄率は23.2%に低下-前月は32.2%と過去最高だった
金融当局が公式にインフレ目標の基準としているPCE総合価格指数は前年比0.5%上昇と、15年以来の低い伸び-当局目標の2%を大きく下回る
変動の大きい食品とエネルギーの除くコア価格指数は前年比1%上昇-4月と同じ、11年以来の低い伸び
統計の詳細は表をご覧ください。
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