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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り
◎米国市況:S&P500種が最高値更新、経済対策巡る楽観強まる
1日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数は最高値を更新して12月をスタートした。経済対策に関する協議再開の動きを背景に、楽観が強まった。米国債利回りは急伸した。
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リスク選好ムードが広がり、S&P500種とナスダック総合指数が最高値を更新。新型コロナウイルスのワクチン開発進展により、来年の景気急拡大につながるとの見方が続いている。連邦政府による景気対策を求める声が大きくなりつつある兆しもある。バイデン次期大統領は支援策を可決するよう議会に促した。
S&P500種は前日比1.1%高の3662.45。ダウ工業株30種平均は185.28ドル(0.6%)高の29823.92ドル。ナスダック総合は1.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.93%。
S&P500種の業種別指数では、通信サービスや金融、情報技術が大きく上昇。民主党ペロシ下院議長が新たな景気対策案を提示したほか、マコネル上院共和党院内総務は自身の修正案を共和党議員らに伝えていると明らかにした。トランプ大統領は同修正案を支持している。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)は、「短期的には多くの地域で新型コロナ感染者の増加が続いているが、投資家にはその先を見据える用意が整っている」と指摘。「2021年前半の有効なワクチンの普及に基づき、社会・経済活動が平常に戻る可能性に焦点が絞られている。こうした環境では世界的に一段の株高が見込まれるが、相場のけん引役も引き続きシフトすることが予想される」と述べた。
外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して下落。議会の超党派グループがこの日、新たな景気対策案を打ち出したことが背景。リスクテーク意欲が持ち直し、ユーロは2018年以来の高値水準となった。円は対主要通貨で全面安。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%低下。ドルは対円では0.1%未満上げて1ドル=104円33銭。一時は0.3%上昇した。ユーロは対ドルで1.2%高の1ユーロ=1.2071ドル。
ニューヨーク原油先物相場は3営業日続落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国間の意見対立で、1月に計画されている減産縮小の可否は一段と不透明となった。この日予定されていたOPECと非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合は、3日に延期されたが、非公式な電話会議は続けられている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、前日比79セント(1.7%)安い1バレル=44.55ドルで終了。2週間ぶりの大幅安となった。ロンドンICEの北海ブレント2月限は46セント安の47.42ドル。
ニューヨーク金は約5カ月ぶり安値から大幅反発し、1オンス当たり1800ドル台に乗せた。株式市場でリスクオンのセンチメントが強まり、ドルが下落。代替資産としての貴金属の需要が高まった。
金スポット価格は一時2.3%上昇し、1オンス=1817.37ドルに達した。ニューヨーク時間午後2時29分現在は2.1%。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比38ドル(2.1%)高い1オンス=1818.90ドルで終了した。
原題:U.S. Stocks Climb to Record Highs; Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)
Dollar Drops Versus Peers; Euro, U.S. Yields Climb: Inside G-10(抜粋)
Oil Drops the Most in Two Weeks With OPEC Supply Talks Faltering(抜粋)
Gold Climbs Past $1,800 After Dollar Weakens Amid Stock Rebound(抜粋)
◎欧州市況:株は上昇、景気回復に期待-ユーロ圏債と英国債は下落
1日の欧州株は上昇。中国で発表された製造業の統計がセンチメントを押し上げ、自動車や鉱業、銀行といった銘柄が値上がりした。
ストックス欧州600指数は0.7%高。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展によって景気回復見通しが高まったほか、リスク資産への投資も増えてきた。
インベスコのグローバルマーケットストラテジスト、アーナブ・ダス氏は「この先にはまだ問題があり、対処しなくてはならない。それはワクチンや経済、公共セクターおよび企業のバランスシート、家計などの問題だ」と述べ、「しかし、こうした問題のバランスは11月以前に想定されていたよりもずっと良好なようだ」と続けた。
欧州債では総じて利回り曲線がベアスティープ化した。株高を背景に安全逃避の買いが巻き戻された。
ドイツ債、イタリア債は下落。両国債のイールドスプレッドは120ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で変わらず。この日は英国債もベアスティープ化した。
ドイツ10年債利回りは5bp上げてマイナス0.52%。フランス10年債利回りは4bp上げてマイナス0.28%。イタリア10年債利回りは5bp上昇の0.67%。
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